drbdtopがやってきた!!

drbdtopはDRBDの2017の夏にリリースされた新しいツールです。

drbdtopでは、DRBDのリソースをリアルタイムで監視したり、DRBDリソースに対するいろいろなアクションを実行できます。これまでのDRBDでは管理コマンドdrbdadmを実行して行っていた操作、例えばリソースをプライマリロールに切り替えたり、リソースを切断する等がdrbdtopで行えます。

drbdtopはすでにLINBIT認定バイナリのリポジトリに登録されているので、RHEL、CentOSではyumコマンドで簡単にインストールできます。

# yum install drbdtop

インストールが終わったら早速実行してみましょう。

# drbdtop

次のような画面が表示されます。

r0はDRBDのリソース名でこれがPrimaryの状態で正常に動作していることがわかります。複数のリソースが存在する場合はこのリストにもリソースが複数並びます。

リソースは[j]/[k]キーあるいはカーソルキーで選ぶことができ、選択した状態で[Enter]キーを押すと詳細情報の表示画面に切り替わります。次の画面はr0リソースの詳細情報の表示画面です。

この画面表示時に[s]、[d]、[m]、[i]などのキーを押すといろいろな情報の表示ができます。ここでおすすめなのは[d]の”detailed status”と[i]の”inSync”の表示です。

“detailed status”
“inSync”

drbdtopではDRBD間の通信を切ったり、スプリットブレインになったDRBDのリソースを復旧することもできます。

リソースにカーソルがあたった状態で、[c]のキーを押すと、画面の下に並んだコマンド一覧が次のように変わります。

[d]キーを押すと、相手のノードのDRBDとの通信が切れます。[c]キーを押すと通信が再開します。[m]キーを押すとスプリットブレインになった時にデータを破棄するノードに設定することができます。

このようにコマンドで実行していたDRBDの操作が、簡単なキャラクターベースのGUIで可能になりました。関連ツールの開発と改良は今後も続けられ、DRBDはますます便利になっていきます。