LINSTOR(β版)がリリースされました
LINBITが新しく開発したツールを紹介します。
LINSTORとは何か
LINSTORは、大規模なLinuxサーバクラスタのブロックストレージデバイスを管理するために設計されたオープンソースのツールです。
KubernetesおよびOpenShift等のコンテナ環境に永続的なLinuxブロックストレージを提供することが主な目的です。
LINSTORは、Kubernetesと連携し、ブロックストレージの構築、実行、および制御が簡単にできます。
コンテナ環境以外でも、クラウド管理システム、エンタープライズ仮想化ソリューション、ストレージターゲットソフトウェアなどの上位レベルの管理フレームワークでも利用できます。
オープンソース
LINBITの認定レポジトリ情報を持っているユーザは、バイナリーパッケージをダウンロードして利用できます。
オープンソースのLINSTORを試してみたい場合は、LINSTORはGPLv3ライセンスの下でリリースされています。
ソースコードはgithubにありますので、ダウンロードして下さい。
ロードマップ
これまで提供されていたDRBD ManageとLINSTORは完全に入れ替わります。そのためLINBIT社はLINSTORの開発を鋭意進めています。DRBD Manageと比べ、スナップショットが実装されていない等の課題がありますが、スナップショット機能は近日中に利用可能になるようです。年末にはDRBD Proxyと連携が可能になる予定です。
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