DRBD9 でクォーラムを用いた 3 ノードクラスタ
スプリットブレインを回避するためには、フェンシングを構成する必要がありますが、最後には冗長な通信路に依存し構成が複雑になりがちです。一方、DRBD9 でデータセットに3つの複製をもつことで、スプリットブレインの回避に DRBD のクォーラム実装を使用することができます。
詳細は「DRBD9 でクォーラムを用いた 3 ノードクラスタ」を参照ください。クォーラムデバイス相当のものはないので、ディスクレスに投票権はなく3ノードでそれぞれが複製を持つことが必須になってしまいますが、仮想環境や SDS 環境等で3ノード以上で構成する環境では、DRBD のクォーラム実装を有効にしてみてはいかかでしょうか。