DRBD 8.4.6を手動で起動したときの警告メッセージについて

DRBD 8.4.6を起動すると、以下のような警告メッセージが出力されます。

# service drbd start
Starting DRBD resources: [
     create res: r0 r1
   prepare disk: r0 r1
    adjust disk: r0 r1
     adjust net: r0 r1
]
.
WARN: nothing stacked for this host (test1.3ware.co.jp), nothing to do in stacked mode!

このメッセージは、2台のDRBDをserviceやsystemctlで起動した場合に出力されます。

「3台以上の構成(スタック)形式で起動していないよ」という注意目的のメッセージです。

LINBIT社に確認したところ、以下の回答を得ました。

Pacemakerなどのクラスタ製品を使わずにDRBD単体で利用するケースとしてスタック構成が多くなってきているため、何らかのエラーでスタック構成が崩れてしまった場合を想定して警告を表示するようにした。

2台構成でこのメッセージが出てきても、DRBDの動作自体にはまったく影響はありません。
Pacemakerでの起動でも問題ありません。

ですので、2台構成の場合にはこのメッセージが出ても無視しましょう。

個人的には余計な親切だなぁ、と思います。