DRBDとPacemaker、Heartbeat、CorosyncのEOLについて(2021年3月版)
2019年11月にDRBDとPacemakerのサポート期限(EOL)を紹介しましたが、LINBIT社の情報が更新されたので、各パッケージのサポート期限をあらためて紹介します。
情報は2021年3月時点のものです。情報のソースは本ページの末にあるリンクを参照ください。
本Webページの情報は古くなっているので最新の情報はこちらを参照してください。
DRBD サポート期限
DRBD リリース番号 | LINBIT開発期間 | サポート期限 |
8.0.0 – 8.0.16 | 2006年3月– 2009年3月 | 2018年末 |
8.3.0 – 8.3.16 | 2008年11月 – 2013年9月 | 2022年末 |
8.4.0 – 8.4.12 | 2010年12月– 2019年7月 | 2026年末 |
9.0.0 – | 2011年6月 – 2021年12月 | 2030年末 |
9.1 – | 2021年2月 – | 2034年末 |
開発期間を終了すると各パッケージはメンテナンスリリースのみ行われ、新機能の追加が行われなくなります。
RHEL8とその互換OSではDRBD 9.0以降のリリースバージョンのみ使用可能です。(8.4はご利用できません。)
Pacemaker サポート期限
パッケージのバージョン | サポート期限 |
Heartbeat | 2024年6月 (修正しています。) |
Pacemaker 1.0.x | 2020年12月 |
Pacemaker 1.1.x | 2024年6月 (修正しています。) |
Pacemaker 2.0.x | 2029年6月 |
CorosyncはPacemakerに含まれます。例えばPacemaker 2.0.xのCorosyncは2029年6月までサポートされます。
RHEL8とその互換OSではPacemaker 2.0.xのみ利用可能です。
最新の情報はLINBIT社のサイトで公開されています。LINBIT社の情報を確認したい方は下記のアイコンをクリックしてください。